●編集スタッフより一言
一見すると肩こりのような印象を持たれているのが「四十肩」。これは筋肉の問題ではなく、関節におこる炎症が問題です。倦怠感のような重みが特徴の肩こりに比べて明らかな「痛み」と「可動制限」が特徴となります。その名前が示すとおり、40代,50代になってから発症する事が殆どです。老化によるものである、が一般的な見解ですが、まだ明確な原因は研究中です。
一見すると肩こりのような印象を持たれているのが「四十肩」。これは筋肉の問題ではなく、関節におこる炎症が問題です。倦怠感のような重みが特徴の肩こりに比べて明らかな「痛み」と「可動制限」が特徴となります。その名前が示すとおり、40代,50代になってから発症する事が殆どです。老化によるものである、が一般的な見解ですが、まだ明確な原因は研究中です。
ある時、中々腕が上がらなくなる四十肩の正式名称は『肩関節周囲炎』又は『癒着性肩関節包炎』といいます。四十肩(五十肩)は特定の病気を指しているのではなく、何らかの原因で肩の動きが制限されてしまっている状況のものです。つまりは特に何の原因もなく腕が上がらなくなったりする肩の関節の炎症のことを指します。
肩こりの場合は上記のように『筋肉疲労』ですが四十肩の場合ですと名前の通り『関節の炎症』になるのです。これはある 程度の年齢に達したら誰でもなりうる可能性があるもので、その割合は2〜5%と言われています。肩の関節も年齢と共に老化が始まり、40歳を超えるとそれが表出してくるケースが多く、肩が痛く・重くなったりするのです。痛みの表れ方・強さは人によって異なりますが、強い痛みのために腕を動かすことができず、そのまま動かせない時期が長引いてくると関節が固まってしまいます。その為に英語では“フローズンfrozenショルダーshoulder;凍結肩)”と呼ばれています。多くの場合肩・腕・肩甲骨を中心に関節障害が集中するので、肩を全部取り替えたいという気持ちになってしまうほどです。しかしそんな辛い四十肩(五十肩)は、ほとんどの場合元通りに回復し日常生活を普通に過ごすことができます。
痛みは肩だけにとどまらず、肩から腕にかけ傷むのが特徴です。首から肩にかけ傷む場合は、ほとんどの場合首に由来する疾患だと考えていいでしょう。首と肩は近い位置にあるために、痛みを混合しやすいので注意しましょう。腕を前・横・真上に上げたり、外・うちに捻る動作が四十肩(五十肩)になってしまいますと制限されてしまいます。もしこの動作ができるのであればその場合四十肩ではありません。痛みだけでは区別しにくいと思いますので、この動作に制限があるか無いかで判断してください。
四十肩の自覚症状は「関節痛」と「可動域の制限」の2つにあると認識をしてください。関節の痛みは関節部に炎症が起こることからやってくる痛み。そして可動域の制限は肩の外転(上に方を上げる動作)をするのに必要は「腱板」というとても広い腱に何かしらの障害が起こって運動性が低下していると考えられます。残念ながらその原因については「加齢に伴う何か」という程度にしか明らかになっていません。
四十肩の代表的な症状を紹介します。
肩こりと四十肩の大きな違いは「重さか痛みか」です。肩こりの場合は筋肉疲労による機能障害が主なので「肩が重たく感じる」症状を自覚します。一方の「四十肩」は関節におこる炎症が主な原因なので「肩の痛み」が症状として自覚されます。
肩関節は関節の広い可動域を確保する為に、「構造的な脆さ」を内包した関節となっています。その最たるものが「肩外転による腱の靭帯接触」です。外転とは肩を上げる動作をさしますが、この運動の際に靭帯に肩関節の筋肉の腱が接触してしまうのです。靭帯は柔軟性豊かな組織であり、腱はとても強靭な組織なので、当初は問題ありませんが、年を取ると腱も靭帯も共に老化していきます。その結果、その接触運動のダメージを吸収しきれずに関節炎症が起こってしまう。
つまり「四十肩」「五十肩」とは加齢と肩関節の構造的な問題による「必然疾患」であるとする仮説です。
現段階ではまだ確定された因果関係はありませんが、この仮説は「四十肩」「五十肩」といった発症し易い年齢を当てた症例名になっている事からもわかりますが、広く受け入れられているようです。
肩は、身体の中の関節で1番広い範囲に動く関節のためとても複雑な構造となっています。一般的に「肩関節」とは「上腕骨」と「肩甲骨」の継目を指す関節部分で、上腕骨骨頭と呼ばれる上腕先端部分が肩甲骨にある窪みにスッポリと嵌まり込んでいます。ただ、関節の可動範囲を広く確保する為に、窪み自体はとても浅く、自由自在に上腕骨頭が動けるようになっています。この自由な可動域と引き換えに構造も脆さを抱え込んでしまっている(靭帯が強靭ではない)のがこの肩関節なのです。
肩関節はその広い可動性を実現する為に、構造的な脆さも抱え込んでしまっています。その1例が肩関節にある筋肉「棘上筋」です。この筋肉に連なる腱は肩の外転(肩を上げる動作)を行う際に鳥口肩峰靭帯に接触してしまう構造になっており、徐々に痛め、炎症を起こしやすい構造になっています。これに加齢による腱の老化が加わるとどうしても炎症のリスクが大きくなってしまうのです。
ホルモン面:骨粗鬆症には女性ホルモンが関係していると考えられているのと同様、四十肩にもホルモンが作用していると推測されています。
四十肩でお困りの方からの相談を四十肩のベテランであるスタッフがお受け致します。もしも何かありましたら、お気軽にご相談下さい。メールフォームの問い合わせ内容は「症状相談」でお願い致します。
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