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●編集スタッフより一言

スタッフ

背中を縦断する背骨(脊椎)は24個の椎骨が積み木のように積み重なって構成されています。その24個の椎骨の中で、腰椎の部分にあたる椎骨が「ズルッ!」と滑るようにずれてしまうのが「腰椎すべり症」です。多くの場合、滑った後に元の位置に戻ってきますので、「椎間捻挫」とも呼ばれています。正に「腰椎捻挫」であり、ぎっくり腰の主要な原因の1つです。もし、不明な点があればいつでもこちらからお問い合わせ下さい。

●腰椎すべり症索引

腰椎すべり症とは 腰椎すべり症の症状 すべり症の原因は? 腰椎すべり症の対処法

●腰椎すべり症とは

腰椎すべり症

腰椎の椎骨がズルズルと滑り落ちてくる

腰椎すべり症

腰椎すべり症とは中高年に特に多い、腰椎の慢性的な歪みです。

腰椎を支える「筋肉」「靭帯」「椎間板」等の組織が加齢や歪んだ生活習慣によってその「柔軟性」「強度」などを徐々に失ってしまい、少しずつ、少しずつ腰椎が「主に前方へと」滑っていってしまう現象となります。

ぎっくり腰」などの急激な痛みを伴うケースは少なく、「何となくの違和感/我慢できる痛み」が多い為

  • 「何だかおかしいな・・・変だな・・でも、すぐに良くなるだろう」
  • 「長時間座っていると時々痺れがくるけど、、、少し休めば治まるし、きっと年のせいだろう」

とそのまま症状を我慢したり、放置してしまい、知らない間に慢性痛へと成長してしまう場合が多いのが特徴です。

「腰椎の滑り」の度合いも、「痛み」の度合いも少しずつ、少しずつな為にどうしても対応が遅れてしまう代表的な症状といえます。

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痛みの原因は滑った腰椎が引き起こす脊髄神経圧迫

腰椎すべり症の「痛み」「重だるさ」の原因は「神経圧迫」と「筋疲労」です。

「神経圧迫」は滑った腰椎が特定の姿勢を取った際に脊髄に触れたりして神経痛が起こり、慢性的な「重だるさ」をもたらしてしまったりするケースが多いです。

いわば、腰椎すべり症とは「腰椎」によるヘルニアと言っても良いのかもしれません。

一方の「筋肉疲労」については、すべりを起こした腰椎のせいで、身体には「歪み」が生じます。その結果、左右の筋バランスが崩れてしまい、一方の筋肉には過負荷がかかり、筋肉が徐々に疲労を蓄積してしまいます。

そして、過負荷に耐え切れなくなった筋肉が悲鳴をあげ、「痛み」となるわけです。

腰椎すべり症の症状には、すべりを起こした腰椎による「神経圧迫」とすべりの結果、歪みの生まれた身体に起こる「筋疲労」によるものが多いという事を御理解下さい。

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坐骨神経痛へと繋がる場合も多い

腰椎すべり症は坐骨神経痛に発展する事が多い腰痛症状です。

実際、中高年に多い「坐骨神経痛」の原因の多くは慢性的なすべり症から発展したものです。

腰椎すべり症によって前方へと滑った椎骨が脊椎から伸びる坐骨神経を圧迫してしまう事によって坐骨神経痛が起こってしまうのです。

ですので、この場合の治療には、坐骨神経の圧迫を取り除く為に、まず「滑り」を起こしている腰椎を元の場所へと戻してあげる事が必要になります。

坐骨神経痛で悩んでいる方で、「痛いのはお尻〜太腿なのに、そこに何をしても痛みが取れない」というケースの場合、実はその痛みの原因は腰にある「腰椎すべり症」にあった、というのは決してレアケースではないのです。

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脊柱管狭窄症に繋がる場合もある

慢性的な腰椎すべり症で最も怖いのが「脊柱管狭窄症」です。

前方への滑りが定着してしまった場合、全体的に緩いS字カーブを描いている背骨の一部が「前方突出」の状態となってしまい、脊髄中枢神経の通り道である「脊柱管」が狭くなってしまいます。

狭くなってしまった分だけ、身体の動きの中で脊髄中枢神経が圧迫(接触)されやすくなってしまい、「ビリビリ!」という神経痛が起こりやすくなってしまうのです。

前方への滑りによる脊柱管狭窄症は、主に背中を伸ばす、反る動きを取った際に特に神経圧迫が起こりやすくなります。

もしも、背筋をまっすに伸ばそうとした時に「ビリビリッ!」という痺れを感じた場合は脊柱管狭窄症が起こっている可能性があるのでご注意下さい。

※脊柱管狭窄症が疑われたとしても、必要以上に怖がる必要は全くありません。仮に脊柱管狭窄が起こっていたとしても、その原因を調べ処置をすれば狭窄は治まり、症状も治まるからです。

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歩行障害の間欠跛行(かんけつはこう)には注意

脊柱管狭窄症を起こしている時は「間欠跛行(かんけつはこう)」という歩行障害を起こすケースが殆どです。

歩いていると徐々に痺れが走る、腰、足が重苦しくなるなどして歩行困難になりますが、しゃがむ、背筋を丸める姿勢を取るとすぐに回復してまた少し歩けるようになる、という状態の繰り返しになります。

この症状が出た場合、まず「脊柱管狭窄症」が起こっていると考えて間違いはありませんので、すぐに最寄の病院、あるいは手技療法の治療院での診察を腰痛治療ナビでは御提案致します。

※「間欠跛行(かんけつはこう)」の症状は「程度」によって大きな個人差が生まれます。歩ける距離が10m〜30mと幅があったり、歩ける時間も2〜3分から15分くらいなど様々です。ですが、時間や距離より「間欠跛行(かんけつはこう)」という事実が何よりの問題ですので、「症状は重くないし」と油断せずになるべく早い時期で専門家の診察を受けるようにしましょう。

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しっかり向き合えば克服だって難しくない

腰椎すべり症は病院でも「年だから仕方がない」と済まされてしまうケースが少なくありません。

ですが、腰痛治療ナビでは「決して仕方がない」事ではないと考えています。

ほんの少しの心構えで本当に変わるものなのです。「病は気から」とは決して馬鹿にはできません。心は確かに身体に反応するのです。

  • 「どうして腰椎すべり症が起きたのか」
  • 「この症状はどういう仕組みで生じているのか」
  • 「自分の身体はどこが弱いのか」
  • 「何を補えば良いのか」

そういった自分の健康にとって大切な事を学び、理解し、対処をすれば「この先ずっと付き合わないといけないと思っていた・・」と思っていた慢性的な腰椎すべり症の症状、派生した坐骨神経痛の症状からもサヨナラができるのです。

まずは「今、現在の状況」を全て明確にする事から始めましょう。敵を知り、己を知れば百戦危うからずです。

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ぎっくり腰も「腰椎すべり症」の一種といえる

実は魔女の一撃と呼ばれるぎっくり腰もまた、腰椎すべり症の一種であるといえます。

ぎっくり腰のきっかけとなる「グキッ!」の瞬間が正にそうで、「腰が抜けそうなヒヤッとした感覚」は正に「腰椎のすべり」が起きた瞬間といえます。

しかし、「すべり症」と異なり、ぎっくり腰の場合は「瞬間的な滑り」である事が多いです。

「ズルッ!」と滑った瞬間に周囲の筋肉が「危ない!!」と反応して元の位置へと腰椎を戻そうと反発してくれるからです。

この優れた反射作用のお陰で、すべりは戻りますが、代わりに無理をした筋肉が炎症反応を起こし「激しい痛み」「発熱」といった諸症状を引き起こすのです。

そうです、これが「魔女の一撃」とまで言われるぎっくり腰の痛みの秘密なのです。

やはり、すべり症のメカニズムと症状はぎっくり腰と全く同じと言ってもよいかもしれません。

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腰椎すべり症の症状

腰椎すべり症の症状

ぎっくり腰に極めて近い症状(急性期)

  • 腰の激しい痛み(ズルッと抜けた直後など)
  • 腰下が抜けたような感覚
  • 腰が据わらない(上半身を支えられない)

腰椎すべり症の主な症状は上記の通りです。急性期は突発的な腰椎の「滑り」とそれに反発する形で起こる「戻り」の動きによって筋肉が悲鳴をあげ、激しい痛みが襲い掛かってきます。正に「ぎっくり腰」と同じ状態です。

なんとも言えない不快感(慢性期)

  • 何となく腰が重い、腰が重く、朝起きるのが辛い
  • 長時間座ったりすると、立つ時に痺れが起きる⇒[坐骨神経痛]のケースが多い。
  • 痛みからくる集中力の散漫
  • ストレスからくるイライラ
  • ※お尻の裏側〜太ももの後ろ〜足先への痺れ⇒[椎間板ヘルニア][坐骨神経痛]を疑う
  • ※背中を反ると痺れ,痛みが走る⇒[脊柱管狭窄症]を疑う

恐らく、「すべり症と診断された方」の場合は、殆どが「慢性痛」に悩まされている中高年の患者さんだと思われます。

何故なら、激しい痛みを伴う「腰椎すべり症」の場合は「ぎっくり腰」「急性腰椎症」「椎間捻挫」といった診断名がくだされるので、「腰椎すべり症」にはならないのです。

これは腰痛の診断の難しさの表れでもあるのですが、腰痛関係についてはセカンドオピニオンで診断名が変わらない事の方が少ないとの認識を持ってください。

腰痛治療ナビスタッフも慢性のすべり症と闘っています

腰痛治療ナビスタッフの中にも「腰椎すべり症」と診断され、その慢性痛に悩んでいた人がいます。

やはりその発症は40代半ばでの発症で、長時間の正座や足を崩した姿勢から起き上がろうとした際に「ビリビリ!」と足に痺れが走る症状が一番多いようです。

これは恐らく、滑った腰椎が戻ってこず、滑りっぱなしの状態で動いたりした際に「坐骨神経」に接触をしてしまい、「坐骨神経痛」を起こしてしまっているのだと思われます。

とはいえ、現在は定期的な運動/体操等を生活に取り入れる事によって、その慢性痛も殆ど気にならない状態にまで回復し、元気に腰痛治療ナビの運営に取り組んでいます!

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